WiMAXは2年契約と3年契約があります。どっちを契約すればいいのか、何が違うのかがちょっと分かりづらくはないでしょうか。
そこでこのページでは2年契約と3年契約の違いやメリット・デメリットを紹介していきます。契約期間を決める参考にしてください。
WiMAX2+はサービス開始から2年契約が続いていました。それが数年前に3年契約が導入され現在では3年契約がメインとなっています。
そしてさらに1年ほど前からまた2年プランや1年プランが復活している状況です。少しややこしいのでそのあたりの事情も含めて2年契約と3年契約の違いを解説していきます。
2年以下の契約ができるプロバイダ
そもそも短期契約が可能なプロバイダが少ないのです。2社しかありません。それ以外は3年契約しかプランがなかったりします。
現在2年以下のプランを扱っているのはBIGLOBE WiMAXとUQコミュニケーションズだけです。
WiMAX2年契約と3年契約の違い
WiMAXの2年契約と3年契約の違いは3つあります。
- 縛り期間(違約金)
- 端末代金
- HS+Aモードの料金
このくらいの違いしかありません。
縛り期間の違い
2年契約と3年契約では契約期間が変わります。そのため途中解約の解約違約金も変わります。2年契約プランは中途解約時の違約金が非常に安く設定されています。
3年契約プランの違約金はこうなります。
年数 | 解約違約金 |
1年目 | 19000円 |
2年目 | 14000円 |
3年目以降 | 9500円 |
更新月 | 0円 |
1年目、2年目とかなり高額な解約違約金が発生します。3年目以降も契約更新月以外に解約をすると違約金が発生します。もし違約金なしで解約するなら更新月に解約するしか方法はありません。
次に2年以下のプランを紹介します。2年以下としたのは
- BIGLOBE 1年
- UQ 2年
- UQ 期間なし
このラインナップだからです。
BIGLOBE WiMAXの1年ギガ放題プランは解約違約金が1000円です。(参照: BIGLOBE WIMAX違約金)
またUQコミュニケーションズの解約違約金も1000円となっています。契約期間中の解約でも違約金が安いのはWIMAXが不要になったときに解約しやすいです。
WiMAX2年契約のデメリット
縛り期間が短く、違約金が安いのですが、いいことばかりではありません。
端末を購入しないといけない
どのプロバイダでどのプランを契約しても端末は購入するのですが、3年ギガ放題プランは「端末が無料」になります。
一方、2年以下のプランは端末を購入しないといけません。
biglobe wimaxは端末を24か月の分割購入となります。1年プランなのにです。1年後に解約すると解約時に端末の残債を払わないといけません。
端末代金 | |
BIGLOBE | 19200円 |
UQ | 15000円 |
なんで端末代金が違うんでしょうね。大人の事情でしょうか。
月額料金も高い
短期プランを販売しているBIGLOBEとUQは月額料金が高いです。他社のように大きく割引をしていないために料金が割高になります。
ちょっと計算してみると分かりやすいので、計算してみましょう。
WiMAX3年ギガ放題とBIGLOBE 1年ギガ放題を比較
思い切った比較をしていきます。契約から1年後に解約した場合の料金を比較しましょう。比較するのは利用料が最も安くなるGMOとくとくBBです。BIGLOBE WiMAXの条件に合わせるので端末到着月の翌月を1か月目として12か月目まで利用して解約するので契約から解約までの合計は13か月となります。そして計算をしたのが以下の表です。
BIGLOBE | GMOとくとくBB | |
端末代金 | 19200 | 0 |
月額料金 初月 | 0 | 3609(日割) |
月額料金 1-2月 | 3980 | 3609 |
月額料金 3-12月 | 3980 | 4263 |
キャッシュバック | 15000 | 28000 |
解約違約金 | 0 | 19000 |
合計 | 51960 | 44457 |
あれ?解約違約金を支払ってもGMOとくとくBBのほうが安い。実は13か月まで利用するとGMOとくとくBBはキャッシュバックの振り込みまで完了するのでいつでも解約できます。
ただし、これよりも短い期間で解約するとキャッシュバックが受け取れないためにGMOとくとくBBのほうが高くなります。
WiMAX 1年ギガ放題(2年以下の短期契約)と3年ギガ放題比較の結論
1年以内で解約するなら短期契約。1年以上利用する可能性があるなら3年ギガ放題を選べばいいでしょう。
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